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第2回となりました。今回は銀の使い方についてです。

銀と金の大きな違いはなんでしょうか。

それは「斜め後ろに動けること」です。

これを利用して金にはない詰み形を実現できます。

まず、以下の問題を考えてみてください(3手詰め)

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まず、初手13銀は同香と取られて失敗です。

また、初手25銀と打つのも、同桂と取られて後続がありません。

正解は初手25金です。

同桂と取られますが、空いた33のスペースに33銀と打ち込めば詰みとなります。(下図)

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斜め後ろに効く銀の性質を生かした詰みです。


では次に以下の問題を考えてみてください(3手詰め)

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まず、銀を動かす手を考えてみます。

11銀成は、取らずに13玉と逃げられ、12金と打っても24玉と逃げられてしまいます。

また21銀不成も、13玉とされ、25桂も24玉と逃げられてしまいます。

困ったようですが、21銀不成のときに玉が13に逃げられなければ…と考えられればしめたものです。

初手に13金と打ち、同桂と取らせて13の地点を塞ぎ、そこで21銀不成とすれば詰んでいます。(下図)

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初手13金は「退路封鎖の手筋」とよばれ、詰将棋ではよく出てきます。

また、「銀は成らずに好手あり」といわれるように、銀は場合によって成と成らずを使い分けることのできる柔軟な駒だということが言えます。

それでは次回もお楽しみに!
今回からしばらくの間初心者向けの詰将棋の講座を行いたいと思います。

書きながら、自分も基礎的なことの復習になればよいなと思います^^

第1回は金の使い方についてです。

金は玉を詰ますのにとても強力な力を発揮します。

下図の詰将棋を考えてみてください。(3手詰めです)

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まず、53金と打つのは、41玉と逃げられ、42銀と打っても32玉とかわされて詰みません。

「とどめは金」という格言があります。ここは金を残して53銀打と最初に銀を打つのが正解です。

これだと41玉と逃げても42金と打って詰みます。(下図)

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この詰みの形は「頭金」と呼ばれ、最も基本的な詰み形の一つです。



では次に下図の詰将棋を考えてみてください(3手詰め)

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24金打と打つのは、22玉、33金直、31玉で金が一枚足りません。

ここは玉を下段に逃がさない23金打が正解です。

14玉と逃げますが、24金寄(24金引も可)とすれば捕まっています。(下図)

syo1-4.jpg

このように金は横からの攻めにも力を発揮します。

金は玉を詰めるのに最も役に立つ駒と言ってよいでしょう。

実戦でも金を持ったら玉を詰ます手はないかどうか考えてみてください。

それでは次回もお楽しみに!

3日前に掲載した初心者向け詰将棋の解答です。


問題1

▲2三桂△同金▲3二金までの3手詰めです。

2手目△2一玉と逃げるのは▲1一金までの詰みです。

初手は「金頭桂」といわれる有名な手筋です。このように桂は捨てることにより相手の駒の守備力を弱めることができます。


問題2
▲2三竜△2二合▲3二金までの3手詰めです。

2手目の合駒はなんでも同じで、例えば金を打ったとしても、最後の▲3二金を△同金と取ることはできません。(竜で玉がとられてしまいます!)

初手は「一間竜(いっけんりゅう)」とよばれる形で竜の威力を最大限に生かす詰み形です。


問題3
▲1四竜△同玉▲1五香までの3手詰めです。

2手目△2二玉は▲1二竜までの「駒余り詰め」です。(よって玉方は2手目△2二玉としてはいけません。)

初手が思い切った竜のタダ捨てです。いかに強力な竜でも、玉を詰めるためには捨てる必要がある場合もあります。最後は香の利きを生かした詰め上がりとなります。


問題4
▲2二金△同角▲2三桂までの3手詰めです。

▲2三桂を打つために邪魔な金を初手で捨てます。最後の形は「つるし桂」と呼ばれる詰みで、このような芸当は桂にしかできません。


問題5
▲1三金△同玉▲3一角△1二玉▲2二角成までの5手詰めです。

最後は少し難しかったでしょうか。
初手が▲3一角を打つための狙いの一手です。3手目のように角は離して打つ方がよいことが多いです。「大駒は離して打て」という格言があります。



以上5問の解答と解説でした。初心者の方は参考になったでしょうか?


また不定期でこのような特集をするかもしれません。それではまた!





今回は特別編として、将棋を始めたばかりの人のための詰将棋を作ってみました。

まず、詰将棋のルールを確認しておきます。(Wikipediaより要約)

詰める側を攻方とよび、詰められる側を玉方とよぶ。

・攻方は王手の連続、かつ、最短手順で相手の玉を詰めなければならない。

・玉方は最長手順を選び逃げなければならない。

・玉方の持駒は「残り駒全部」であり、盤上と攻方の持ち駒、および玉将を除くすべての駒を持駒とする。

・取られるだけで詰手順の本質に変化を生じない玉方の合駒は「無駄合」といって手数に含めない。

・玉方は逃げ手順で同手数の手順が複数ある場合、攻め方に駒を与えない方(攻め方に持駒が残らない方)を正解とする。

では例題をひとつ。

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初手▲3二金では△1二玉と逃げられて詰みません。

正解は▲3一銀で、これなら△1二玉と逃げても▲2二金で詰みます。

△同玉と銀をとれば、ここで▲3二金と打てば詰みます。

解答としては、▲3一銀△同玉▲3二金までの3手詰めが正解です。

玉の頭に金を打って詰ます詰みを「頭金」といい、最も基本的な詰みの形で、実戦でもよく出てきます。


それでは、簡単な詰将棋を5題出題します。最初の4題は3手詰めで最後だけは5手詰めです。

では、チャレンジしてみてください!

第1問
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第2問

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第3問

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第4問

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第5問

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解答は3日後に発表します!

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