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初心者向け詰将棋講座の第7回です。今回は角の使い方です。
一応今回で初心者向け講座は、ひと区切りつけようと思います。
また気が向いたら書くかもしれません。

さて、講座に入る前に前回の演習問題の解答です。

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11飛、同玉、13香、12香合、23桂不成までの5手詰めが正解です。

「玉は下段に落とせ」という格言があります。玉は下段(相手側から見て手前側)にいるほうが
捕まえやすいという意味で、これは玉を攻めるときの基本的な考え方の一つです。

玉は上段に来るほど捕えにくくなります。その理由はいろいろありますが、
玉の行動範囲が広くなってしまうことや、攻め駒を成ることが難しくなることなどがあげられます。

よって初手11飛は玉を捕えやすい「下段」に落とすための一手だったわけです。

後は香を打って玉の身動きをとれなくした後、桂跳ねにて仕留めます。



それでは講座に入ります。

角は斜め四方に駒とぶつかるまでどこまでも進むことができます。
飛車と並んで「大駒」と呼ばれ、玉を詰ますときにも大きな力を発揮します。

ただし、頭が丸い(前に進めない)ため、使い方には工夫が必要です。

ではまず下図を考えてみてください。(5手詰め)


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初手32金と打ってしまっては13玉で大海に逃がします。
ここは「玉は下段に落とせ」の格言通り、31角と打つのが正解です。

同玉は32金の頭金まで。よって12玉と逃げますが、ここで22金と打ってしまっては
13玉と逃がします。

13玉は何としても阻止しなければなりません。そこで、13歩の捨て駒が逃げ道を塞ぐ好手
となります。
同桂に、22金と打てば今度は13玉と逃げられないので詰んでいます。

この問題のような形で31角と打つのは実戦でもよく出てくる筋で、将棋を学び始めた人が
最初に覚える詰み筋の一つです。


次に下図を考えてみてください(5手詰め)

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これは過去記事「超初心者向け詰将棋」で出題したものです。
まず22金と打つのは13玉で次の手がありません。
また、21角と打つのも13玉でダメです。

正解は13金です。同玉と取られますが、ここで31角が「大駒は離して打て」の一手です。

12玉に22角成で詰みとなります。
角も基本的には離して打つ方がよいです。

それでは演習問題です。

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5手詰めです。飛車の横効きをいかにして無力化するかがポイントです。

答えは後日コメント欄にて発表するつもりです。


7回にわたって各駒の使い方を解説してきましたがいかがでしたか?
僕もアマ初段程度の棋力なので、あまりうまい説明はできなかったと
思いますが、ところどころに将棋の「格言」などを散りばめてみたつもりです。

次回からは通常の詰将棋出題に戻りたいと思います。

それではまた!










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初心者向け講座第6回です。ついに大駒の登場です。

講座に入る前に前回の演習問題の解答です。

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13歩、同玉、14銀、同玉、24金までの5手詰めが正解です。

初手13歩が「タタキの歩」とよばれる手筋です。同桂は22金で詰みなので、
同玉と取りますが、14銀が好手。同玉と玉を釣り上げれば、24金の「腹金」で詰みです。

なお3手目で22銀は23玉、24金、12玉で詰みません。また3手目24銀も14玉で逃がします。


それでは講座に入ります。今回は飛車の使い方です。

飛車は攻めの要となる駒で、玉を詰ますのにも大きな力を発揮します。

まず下図を考えてみてください。(3手詰め)

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まず、初手42飛は31玉で継続手がありません。

「大駒は離して打て」という格言があります。

ここは52飛と離して打つのが正解です。

31玉と逃げても、42飛成でぴったり詰みです。


それでは次に下図を考えてみてください。(3手詰め)


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この問題は過去記事の「超初心者向け詰将棋」で出題したものです。

初手32金は12玉で足りません。

ここは23竜が「一間竜」とよばれる形で正解です。

31玉と逃げるのは32金まで。22金と合い駒するのも32金で詰みです。

飛車は竜になるとさらに強力な力を発揮するのです。

それでは例によって演習問題の出題です。(5手詰め)

ぜひチャレンジしてみてください。それではまた!


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最近本格的に寒くなってきましたね。

講座に入る前に前回の演習問題の解答です。

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16香、同銀、15香、24玉、14金までの5手詰めが正解です。

16香に対して、15歩と合い駒するのは、同銀取るのが正解で、13玉に12金で詰みです。

また16香に対して、24玉と逃げたときも15銀と出るのが正解で、35玉に45金でぴったり詰んでます。

香の長打と単打を織り込んだ問題でした。


それでは講座に入ります。今回は「歩の使い方」です。

歩は前に一歩しか進めませんが、「一歩千金」といわれるように、
一枚の歩のあるなしが詰む詰まないに関わってくることもあります。

それではまず、下図を考えてみてください(3手詰め)

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まず、35銀直と出てみましょう。
14玉と逃げられたとき、15銀と出ると、25玉と逃げられてしまいます。


3手目は15歩が正解で、これで詰んでいます。
これは「突き歩詰め」とよばれる詰みです。

「突き歩詰め」はルール上問題ありませんが、持ち駒の歩を打って詰ます
「打ち歩詰め」は禁止されています。

これに注意して、下図を考えてみてください(5手詰め)

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最初に12歩と打つのは「打ち歩詰め」なのでダメです。

ここは23桂と打ち、同香と取らせて、あえて玉に21の逃げ道を与えるのが正解です。

こうすれば、12歩と打っても、21玉と逃げられるので打ち歩詰めではありません。

21玉に対しては33桂不成とすれば詰みとなります。

このような「打ち歩詰め打開」の手筋は詰将棋ではたまに出てきます。

「飛車、角、歩」は普通なら成ったほうがよい駒ですが、打ち歩詰めを
避けるためにあえて成らないこともあります。
これは詰将棋ではたまに出てきますが、実戦ではほとんど出てきません^^;

ただ、打ち歩詰めのルールのおかげで将棋はより奥深いゲームになったと
いうことができます。

それでは今回も「演習問題」にチャレンジしてみてください(5手詰め)

それではまた!


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お久しぶりです。今回は香の使い方についてです。

なお前回の演習問題の解答は前回の記事のコメント欄に載せています。

香は他の駒にぶつかるまでどこまでもまっすぐ進むことができます。

飛車、角、桂馬と並んで、「飛び道具」とよばれるものの一つです。

まず、下図を考えてみてください。(3手詰め)

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初手15香と打っても、22玉と逃げられてもだめですし、14歩と「合い駒」されても詰みません。

ここは14金と打つのが正解です。

同玉と取られて、一見「タダ」のようですが、15香と打てば見事に詰んでいます。

香の足の長さを生かした詰上がりです。

なお、14金に対し22玉と逃げても、23金で詰みます。


では次に下図を考えてみてください。

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22香と近づけて打つと、32玉と逃げられて詰みません。

ここは24香(23香でもよい)と離して打つのが正解です。

玉がどこに逃げても22香成で詰んでいることを確認してください。

このように香は離して打つとよいことが多いのです。


さて、今回も「演習問題」を用意してきました。

玉方(相手側)に様々な応手があるので、全て読み切ってみてください。

手数は5手です。解答は次回掲載する予定です。それではまた!


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それでは第3回です。今回は桂の使い方についてです。

桂は他の駒を飛び越えて移動できるという特殊な性質を持っています。

このことを生かした詰み形を考えてみましょう。

まず下図を考えてみてください。


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これは63桂までの1手詰めです。この詰みは将棋を始めたばかりのころに誰しも経験されたことでしょう^^;



では今度は下図を考えてみてください。(3手詰め)

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この問題は過去に「超初心者のための詰将棋」として出題したものですが、桂の使い方として重要なので改めて出題しました。

初手43桂では21玉と逃げられて詰みません。

ここは23桂が「金頭桂」と呼ばれる手筋です。

同金と取らせて金の守備力を弱めれば、32金で頭金の詰みです。

なお、23桂に対し、41玉なら42金、21玉なら11金までの詰みです。

詰将棋では「桂があったら捨ててみよ」という格言があるほどで、桂は相手の守備駒を弱めるのに力を発揮します。

では今回は「演習問題」を出題して終わりたいと思います。

5手詰めです。解答は次回発表します。それではまた!

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